【知らんけど】よりいいの知ってるねん

想いのままに

大阪弁の「知らんけど」が流行ってたの
知らんかった😁

無責任なイメージが先行している「知らんけど」ですが

「ええかっこ、してるんちゃうで~。」
と、照れかくしな時にも使える、かわいいヤツです。

なんて、わたくし大阪人ですが、あまり
「知らんけど」使ってないんですけどね。

じゃなくって、
ほらここ「知らんけど」って、言うとくとこ!!

【しらんけど】より【ごまめ】

「知らんけど」
愛嬌もある、奥深い言葉です。
私は、さらに好きな大阪の言葉でごまめというのがあります。
お正月の田作りじゃないほうで。


ごまめ
子供達で、鬼ごっこや競争などをするときに
年少者にハンデをあたえて、ちびっ子を「負け」にしないという
子供達同士で使う、思いやりの言葉だと思っています。

私が、ちびっ子だった頃
4つ年の離れた兄のグループに
事あるごとに、くっついて行こうとして
「お前は来んな!」

置いて行かれて、ビービー泣いていました。

親戚の中でも、私は一番年下で
何故だか、近所の子供達の中でも一番年下。
そして、いじめられっ子キャラだったのか
皆の輪に入ろうとしては、
面倒がられたり、からかわれたり。

そして、ビービー泣いていました。

それが、このごまめの称号を与えられたとたんに、レベルアーップ!!
とたんに無敵!!

ビービー(>□<;)が
瞬時に無敵です(笑)

最強、ごまめシステム

いつも、私を置いていく兄が
家のまわりで鬼ごっこをするときに
まぜてくれる事がありました。

「こいつ、ごまめな~。」
と言って。

それが、私をかばってくれているようで
うれしかったように思います。
「お兄ちゃんが、ついていてくれる。」と。

近所の子供グループでも
年長のおにぃちゃん、おねぇちゃんが
ごまめな。」
と言ってくれた瞬間に、ゲームの順番がまわってくる。

そして絶対に負けないo(^▽^)o

と、まぁゲームの内容よりも、皆にくっついて走りまわって
「なんだか、たのしぃ~!!」
な年齢で味わえる、王様感なわけです。

そしてごまめシステム
他にもいいなと思うところがありまして。

ちびっ子が成長すると
今度は、ごまめ扱いされるのが気にくわない。
ごまめが半人前の烙印のようで。

そんな頃、そこにやって来る新人ごまめ
元ごまめ
ちょっと年長者に近づいた感じで、いい気分。
えらそうにしたいけど、相手はごまめ
年長者の言いつけ通り
「大目にみてあげなきゃ。」
大目にみてあげてる自分も、ちょっとかっこいい!

自分よりちっちゃい子を、かばう気持ちも育った頃に
気づけば自分が年長者。

なかなかよくできています。

たまには「ごまめ」で

ちびっ子だった私は、きっと
ごまめと言われた瞬間に、
兄に、ついて行っていいだけでなく
皆にも受け入れてもらえて、うれしかったんでしょう。

ごまめでも認めてもらえて、安心したんだと思います。

無邪気にはしゃぐ
ちびっ子だった自分を思い出しました。

大人になると、
半人前だと受け入れてもらえなかったり、
半人前だと認めてもらえない。
そんな思いが先走り
「全部、きちんとやらなくちゃ。」
・・・( ;∀;)

大人になっても、ごまめ制度たまには導入。
あってもいいのにな。

弱ってしまった時、疲れちゃった時、
自分で自分をごまめ認定

弱ってしまった人がいる時、
疲れてしまった人がいる時、
その人をごまめ認定

うん、いいかもしれない。

「今日、わたしあかんねん。ごまめにしてな。」って。

、、、、、毎日、言いそう(^▽^;)

大阪弁、楽しく、つこてね。

最初にもどって「知らんけど」

私は、あんまり使ってないんですが
「知らんし」や「知らんがな」は、使います。
もっとコテコテなほう。

この二つ
「知らんけど」と違って、ほんとに相手を突き放してます。

「知らんけど」の責任転嫁説は否めませんが、相手を突き放してなどおりません。
「知らんけど」はどちらかというと、自己防衛のちっちゃい、ちっちゃいヤツなんです。

なのでもし「知らんけど」と言われても
どうぞお気になさいませんよう
なにとぞ、なにとぞ😁

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