健康診断 ~バリウム検査がいやなのです~

想いのままに

年に一度の健康診断に行ってきました。毎回、健康診断前は憂鬱です。気まぐれなお通じなのに検便があるのと無理やり出さないといけない、バリウム。腸美人ではない私にとって、どちらも苦手な検査です。

バリウム一択しかなく

以前、勤務先で
「バリウムでの検査は嫌、しない。」
「胃カメラの検査を年に1度受けている。」
「鼻からだったら楽だよ。」
と言ってる人がいて

「それ、いいかも!!💡」
と、鼻からの胃カメラ検査を一度だけ受けた事がありますが、ダメでした。鼻の奥と喉の奥にスコープがつっかえてる感じで苦しい。時間もかかって全然終わらない。鼻の奥に管が当たっているので、ずっと涙もとまらない。
全然、楽じゃない~😭

次第に、寒気とひどい頭痛。
それでもなかなか終わらない、辛すぎました。
検査後も頭痛と寒気はおさまらず、しばらく動けず、大変な思いをしたのでバリウムの方がまだましかと、あきらめて通常どおりの検査項目で受けてます。

はじめての会場

現在、在籍している会社での健康診断は初めてなので、受ける会場も初めてです。2つの会場のうち、希望の会場で事前に予約をとってもらえるとの事。

  1. 最寄り駅から電車を乗り継いでいく、WEBページでも確認できるキレイな会場
  2. 乗り換えなしで行けるマップ上で確認した外観が、町の診療所っぽい会場。

迷わず乗り換えなしで、予約をとってもらいました。

当日会場に着いて外観確認。
グーグルマップで診療所っぽく見えたけど、建物はしっかりしていて小さなビル。中に入ってみると・・・。うん、診療所

受付はすぐに済みましたが人は多く、しばらく待って聴力検査からはじまりました。

初めての場所はちょっと緊張しますが、今回の健康診断の会場は雰囲気も、受付の方の対応も
アットホームな感じだったので、初めてでも緊張せず。血圧、脈拍ともに正常です👍

そうして、どうしても嫌な項目が近づいてくる。

そう、バリウム炭酸そしてあの検査台
( ;∀;)

今昔(⁉)バリウム戦

はじめてのバリウム ~回想~

ちょうど10年前、40歳ではじめてのバリウム検査を受けました。

〈どんなかな~?〉
〈バリウムって味するのかな~?〉

当時ネットで事前に物事を調べるというクセもなく無知なまま、のほほんと順番待ち。検査を受ける人も多いせいか、検査室へ入ってからあまり説明もなくはじまりました。

バリウムはおいしくないけど、なんとか飲めた!
炭酸も〈うわっ、シュワシュワ!!すごっっ〉と、思ったけど一気に飲めた!問題なのは次です。

検査台に乗って、すぐに炭酸で苦しくなってきて、不安な気持ちがムクムクしはじめたところへ、マイクを通したでっかい声
「はい、たおしま~す!」

検査台がゆっくり倒れる。
〈このまま寝てたらいいのかな・・・。〉
甘かった!!

右向いてー。つぎこっち向いてー。もうちょっとななめ!違う!行き過ぎー!!はい左側に、一周まわってー!!

と、ほぼ怒号!

初めてのバリウム検査。ワケのわからない状態で必死にゲップを我慢して、いっしょうけんめい指示通りに、横に向いたり、まわったり。なのに違う違う!と怒鳴られる。

〈怒らんで、え~やん〉(T_T)

たぶん、怒鳴っているわけではないと思います。
次々と検査しないといけないからだと思います。
単調な指示」と「早く作業を進める」が合わさって、声に乗っかってるからだとは思います。
思うけど・・・。

そのうち、検査台は逆さに。
「はい、横の棒しっかり握って~。」

〈えっ、逆立ちやん。まさかの自力!?〉

「ゲップがまんして!」

〈いや、もう無理~
この人がいや~〉(T_T)

とすっかり駄々っ子な気分で、なんとか終わった
はじめてのバリウムでした。

さて、今回のバリウム検査は?

小さな更衣室で検査着に着替えをすませ、検査室の前で座って待っていると、私より目上に見える男性の技師さんに呼ばれ検査室へ。
助手の人はおらず、その方からバリウムを手渡されて飲もうとしていると

う、知ったはるやろど、一気に飲んでくださ。」
「これ、チビビ飲む人がいたはるねんけど、あれ、あきませんねん。」

なんで、そこまで大阪弁⁉> Σ(・ω・ノ)ノ!

私も大阪人なので、普段の会話ならなんとも思いませんが公共の施設では、もう少し大阪弁も抑え気味なイメージ。

だけどこの方、「吉本新喜劇」調にコテコテ。そういえば、さっきの肺のレントンゲン技師さんも、ちょっとコテだった。

そして検査台で、私が懸命にまわっているときも
「そうそう、そこで。ちょどいです。」
停止位置めっちゃ褒めてくれる。大阪弁で。

こんどはおかしくて、ゲップをこらえるのが無理~🤣追加で炭酸いただきました。

下剤の説明と、追加の下剤も必要かきちんと聞いてくれているときも、ずっと優しく大阪弁。
バリウム検査を終えて、ニコニコ😊なのは、はじめてです。

アットホームな健診センター。勝利です。

来年も、よろしくお願いいたします。

最近、他にも検査で病院へ行く機会が増えてきました。

診察、検査、結果を聞く、と何度か通う事になります。そのうちに、その病院の雰囲気がよく見えてくる。受付の方の応対だったり、先生の声が外まで聞こえてきたりして。
優しい感じだとホッとしますね。でも時には、あまりいい気分ではないことも。

特に恐縮している方に横柄な対応だと、自分に言われたわけではないのに、次に検査結果すら聞きに行くのも〈なんだかいやだなぁ。〉と行かずじまい。

今回の技師さんは、こちらの気持ちに寄り添って下さいました。あまり嫌な思いをせずスムーズに検査を受けられるようにとの、心遣いを受けました。嫌なバリウム検査ですが、嫌な思いどころかありがたい事にちょっと楽しく、受ける事ができました。

そうやって、その人の気持ちや考えは、言葉や声などの態度の端々にどうやってでも出てきます。
そして、相手やまわりに伝わります。

あ、大丈夫か?私。(;^_^A

来年の健診も、楽しくバリウム検査が受けられる今回の健診センターにしようっと。

コメント

タイトルとURLをコピーしました